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外壁塗料を選ぶときは“ココ”に注目! 外壁塗装の塗料の種類・費用相場とは

基本的に、外壁塗装に使用する塗料は依頼主様が自由に選択できます。とはいえその種類はあまりに多いので、「一体どれを選べば良いかわからない」という方も多いのでは。この記事では、大和市の外壁塗装業者「ウスイ建装」が、外壁塗料を選ぶときに注目したいポイントや種類ごとの特徴・耐用年数・費用相場をまとめました。

 

外壁塗装の塗料を選ぶポイント

塗料を選ぶポイント

耐用年数の長さ

塗り替えが必要になるまでの耐用年数は、塗料によって大きく異なります。たとえば軽量・低価格なことで知られる「アクリル」の耐用年数は5年程ですが、耐候性が高い「フッ素」の耐用年数は約12年~15年程と、最大で約10年の開きがあります。

外壁塗料を選ぶ際は、将来的にメンテナンスが必要になる頻度を予想することも大切です。

 

外装面積あたりの価格

外壁塗装にかかる費用は、外壁塗料の単価によっても変動します。たとえば先程ご紹介した「アクリル」の施工価格は1㎡あたりおよそ1,000円~1,800円ですが、「フッ素」の施行価格は1㎡あたりおよそ3,500円~4,800円。

基本的に耐久性に優れた塗料は費用が高額になりやすいので、初期費用と管理・維持コストのバランスをしっかり考慮に入れましょう。

 

遮熱・断熱、防カビなどの機能

塗料のなかには「遮熱・断熱性が高い」「防カビ効果がある」など、さまざまな機能を持つものもあります。外壁塗装の塗料を選ぶ際は、外壁の状態や周辺環境に合わせて、効果的な機能を持つ塗料を選びましょう。

たとえば、近隣に高い建物があり、日当たりが悪い場所に家を建てる場合は防カビ性の高い塗料がおすすめです。

 

外壁塗料の種類と料金相場

料金相場

ここからは、外壁塗装に使われる主な塗料の特徴・耐用年数・料金相場をそれぞれご紹介します。

塗料の種類 特徴 耐用年数 料金相場
アクリル はっきりとした色合いが特徴です。耐久性が低いため、現在は主に住家電や自動車の塗装に使われています。 約5年 1,000円~1,800円/㎡
ウレタン 防水性と耐水性に優れ、戸建て住宅をはじめさまざまなシーンで用いられます。 約7年~8年 1,700円~2,500円/㎡
シリコン 弾力性があり、耐久面で優れた塗料です。ウレタンよりも高額ではありますが、長い目で考えると塗り替えコストを抑えることができます。 約10年 2,300円~3,500円/㎡
フッ素 耐候性・耐久性に優れ、美しい光沢が長続きする塗料です。しかし、費用が高額になりやすいため、屋根だけなど一部分のみに使われるケースも増えています。 約12年~15年 3,500円~4,800円/㎡
ラジカル 劣化によって白い粉が露出する「チョーキング」を防ぐために開発された塗料です。塗膜の劣化や変色を防止する成分が配合されています。 約8年~16年 2,200円~4,000円/㎡
セラミック 歯科医療でも用いられるセラミックを配合し、断熱・遮熱や汚れに対する強さなど、求める効果を引き出した塗料です。目的に応じてさまざまな種類があります。 約10年~25年 2,300円~4,500円/㎡
光触媒塗料 酸化チタンという成分を配合した塗料で、太陽からふりそそぐ紫外線と反応して壁面に付着した汚れを分解してくれます。汚れが付着しにくくなり、掃除の手間を大幅に省くことができます。 約10年~20年 3,800円~5,500円/㎡
無機塗料 鉱物を主成分とした塗料で、有機物の劣化よって引き起こされる色あせ・チョーキングなどの症状を防ぐことができます。 約10年~25年 3,500円~5,500円/㎡
ナノテク塗料 ナノテクノロジーを利用し、二酸化炭素の排出量を最小限に抑えた塗料です。シックハウス対策にも効果を発揮するとされており、防火性・防カビ性にも優れています。 約10年~15年 2,400円~5,500円/㎡

 

マンションの外壁塗装はランニングコストと色で考える!

マンションはランニングコストと色が決め手

マンションの外壁塗装はオーナー様にとって大きな負担となるため、ランニングコストで決めるのがおすすめです。たとえば耐用年数の低い「アクリル」は比較的安価で済みますが、その分塗り替えの回数が多くなってしまいます。「アクリル」の耐用年数は約5年なので、向こう20年、30年とマンションを運用していく場合は費用が余計にかかってしまうことも考えられます。

また、外壁の美しさは入居者を呼び込む誘引にもなり得るので、想定されるターゲットが好む色合いを選ぶことも大切です。たとえば若い女性が多い地域では可愛らしく華やかな色や流行色などをセレクトし、年齢層が高い地域では落ち着いた色合いを選ぶと良いでしょう。

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