外壁塗装のよくあるトラブル・失敗事例|その解決策と予防策とは!
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外壁塗装を行う職人には、豊富な経験と熟練の技が求められます。しかし、なかには手抜き工事を行う業者もおり、弊社のお客様のなかにも「以前他社でトラブルがあった」という方が一定数いらっしゃいます。
そこでこの記事では、大和市の外壁塗装業者「ウスイ建装」が、外壁塗装のプロの目線から「よくあるトラブル事例」や解決策、そしてトラブルを未然に防ぐためのチェックポイントを解説します。
外壁塗装のよくあるトラブルを紹介!
仕上がりのイメージが違った!
「外壁の塗替えが完了したと思ったら、想像していた仕上がりと異なる」というトラブルは決して少なくありません。とくによくあるのが、色選びに関するトラブルです。色の見え方は屋外・屋内によっても異なるので、壁面の色見本は必ず太陽光の下で確認するようにしましょう。
塗装面の剥がれ・色あせ
雨風や日光にさらされる外壁塗料は、経年劣化を免れません。しかし、塗り替え工事後すぐに塗装面が剥がれたり、色あせてきたりした場合には、どこかの工程でミスが発生してしまったケースも考えられます。
明らかにおかしい場合は、まず業者へミスがなかったかどうか問い合わせ、保証期間内に再度塗り直しを依頼しましょう。
サビが発生してしまった
上記と同様、塗り替え工事後すぐにサビが発生した場合は、下地処理の工程でミスが発生していたケースが考えられます。鉄部や木部に生じたサビは見た目が非常に悪いので、業者へ塗り直しを依頼しましょう。
ペンキが飛び散り、庭が汚れてしまった
塗装工事中はペンキが飛び散らないよう、扉や窓などをしっかりと養生する必要があります。しかし残念ながら、なかには養生が不十分なまま塗装を進める業者も存在します。とくに庭側の養生が甘くなるケースが多いようで、「大事な花壇が汚れてしまった」などのトラブルも少なくありません。
高圧洗浄の水が室内に入ってしまった
塗装工事を行うためには、まず高圧洗浄機で壁面に付着した汚れをキレイに落としきる必要があります。その際、高圧洗浄の水が家のなかに入ってしまい、部屋が水浸しになってしまうといったトラブルもあるようです。
窓の閉め忘れなどが起因することもありますが、外壁の状態を考慮せず、窓のサッシ周りなどを高圧洗浄してしまうのも原因のひとつ。水の浸入が発覚したら、すぐさま作業員へそのことを伝え、対応をお願いしましょう。壁面の汚れがお隣のお宅へ飛び散ることもあるので、こうした配慮がなされているかも大切です。
外壁塗装のトラブルを未然に防ぐ3つのポイント
①見積もり内容と実際の作業を比較する
外壁塗装に関するトラブルの多くは、業者の「手抜き」によって引き起こされます。実際に手抜きをしているかどうかは、見積もり内容を比較することで判断できます。
たとえば、見積もり時に決めた塗料を使用しているか、塗装の回数が少なくないかなど、契約内容と異なる作業内容がないかどうかしっかりと目を光らせておきましょう。
②下処理の工程もチェック
外観を美しく、強固に仕上げるためには、塗装前の下処理が大切です。手抜き業者はこの下処理の工程をないがしろにする傾向があるため、下処理前後の状態を撮影し、記録として残しておくと良いでしょう。
③経験豊富な塗装業者を選ぶ
外壁塗装では、壁の状態をしっかり見極める力と、塗料をムラなく仕上げる技術力が求められます。知識と技術を兼ね備えた熟練の職人なら、今回ご紹介したトラブルは決して起こさないはず。塗装業者を選ぶ際は、これまでの実績や、担当者・作業員の知識をしっかり確認しておくと安心です。
万が一のトラブルに備えて「保証」を確認!
人間が手作業で行う以上、どんなに気をつけていてもトラブルを100%防ぐことはできません。そこで万が一のトラブルに備え、塗装業者やメーカーが用意している「保証」を確認することが大切です。
たとえば塗装業者が自社保証を用意しているなら、剥がれや色あせ、サビなどのトラブルに対して無料で塗り替えを行ってくれる場合もあります。業者が加盟している団体や組合が保証制度を用意していることもあるので、事前にしっかりチェックしておきましょう。