雨漏りの修理費用はどれくらい?検査&修理の費用相場や注意点を紹介!
Contents
雨漏りの修理業者を手配する上で、どうしても気になるのが修理費用。「思ったよりお金がかかったらどうしよう」「これって相場より高いの?低いの?」とお困りの方も多いのではないでしょうか。今回は、大和市の塗装・リフォーム業者「ウスイ建装」が、雨漏り修理の費用相場を詳しくご説明します。
雨漏り修理の費用相場
雨漏り修理を依頼する場合、「検査費用」と「修理費用」の2種類の費用を支払う必要があります。
検査費用の相場
的確な修理を施すためには、まず雨漏りの発生原因を特定しなければなりません。雨漏りの検査では、主に以下の4種類の検査方法が用いられています。
検査方法 | 内容 | 費用目安 |
目視検査 | 雨漏りの原因を目視で突き止める | ~50,000円 |
散水検査 | 発生原因と思われる箇所に水を流して確認する | 50,000~100,000円 |
発光検査 | 紫外線に反応して発光する液体を流し、発生原因を探す | 150,000~200,000円 |
赤外線検査 | 建築材料の温度変化を調査し、異常のある部分を探す | 180,000~300,000円 |
目視検査は必ず行われますが、それ以外は雨漏りの状態や規模によって使い分けられます。通常はまず目視検査で原因を特定し、確実性を得たい場合に散水検査を行うのが一般的です。
修理費用の相場
雨漏りの修理費用は、発生原因や修理箇所の大きさによって以下のように異なります。
雨漏りの原因 | 費用目安 |
瓦屋根の破損 | 10,000円/1枚 |
屋根の部分的な破損 | 200,000~500,000円 |
屋根全体の破損 | 2,000,000円 |
ベランダの防水処理の劣化 | 50,000円 |
屋上の防水処理の劣化 | 50,000~75,000円 |
またこの他にも、足場設置費用や工事管理費などがかかる場合があるため、見積もり時にしっかり確認しておきましょう。
雨漏りの修理費用で気をつけたいポイント
保険や補助金の適用条件を調べる
雨漏りが起きた理由によっては、保険金や補助金を受け取れることがあります。たとえば強風によって屋根が破損してしまった場合には、火災保険が適用されるかもしれません。
また、台風などの自然災害により雨漏りが発生した場合は、自治体の補助金を受け取れる可能性もあるでしょう。通常、自然災害による被害は「半壊」または「全壊」が支援対象です。しかし、著しく甚大な被害をもたらした自然災害の場合は、条件緩和により補助金を受け取れるケースもあります。保険や補助金の適用条件はそれぞれ異なるので、詳しくは保険会社や自治体へお問い合わせください。
発生原因によって修理業者を選ぶ
雨漏りの発生原因は多岐にわたるので、それぞれの部位に応じて専門の業者を選ぶ必要があります。たとえば屋根の破損が原因の場合は「屋根工事業者」や「板金業者」、外壁やベランダの破損が原因の場合は「外壁塗装・リフォーム業者」が最適です。
とはいえ、まずは雨漏りの発生原因を調べる必要があります。ひとまず雨漏り修理に対応している業者へ検査を依頼し、状況に応じて修理業者を選ぶと良いでしょう。もちろん、検査を担当した業者の対応が良かった場合は、そのまま修理を依頼するのもアリです。また、なかにはさまざまな雨漏り修理に対応可能な業者も存在します。
見積もりは複数の業者へ依頼する
雨漏り修理は業者によって費用が大きく異なる場合も多いので、複数の業者へ見積もりを依頼するのがおすすめです。ただし、安い=優良とは限らないため、見積もり時の対応や実績を含め総合的に判断しましょう。
マンションで雨漏りが発生したときの対処法
マンションで雨漏りが発生した場合は、まず管理会社や大家さんへ相談しましょう。雨漏りの発生原因が経年劣化によるものであれば、管理会社や大家さんが修理費用を負担してくれます。発生原因の特定に役立つので、業者がくるまでに雨漏り箇所の写真を撮影しておくのもおすすめです。
応急処置について、賃貸マンションの場合は最小限に留めておくのが吉。天井やサッシを勝手に修理してしまうと、退去時に原状回復を求められる場合があります。業者が到着するまでの間は、ひとまずバケツや洗面器の水受けを用意し、近くにある貴重品や家電製品を避難させ、室内への被害を抑えるようにしましょう。